どすこいJAPANのSDGSへの取組をお伝えいたします。
着物の多くは絹からできています。その絹は、蚕という虫の繭から作られます。着物1枚作るのに、繭4000個が必要といわれており、その繭一つ一つは蚕の蛹です。まさに、絹は、そして着物は、蚕の命そのものなのです。
着物はもともと一枚の長い布です。それを四角く切り、縫い合わせて着物に仕立てます。仕立てた着物を解いてつなげれば、また一枚の長い布に戻ります。まさにSDGSを先取りしているような衣類なのです。
着物の多くは縫い直せばどんなサイズの人でも着られるように作られています。昔は嫁入りの時に親から子へ着物をもたせました。親から子へ愛情も込めて受け継がれていくものです。
しかし、着物の現実はなかなか厳しいものです。洗いにくい、着るのが難しい、着方がわからない、親の形見だけどサイズが合わない、直してまで着るほど経費をかけられない。
といった声とともに
着ない着物がタンスにいっぱい入っていて悩んでいる。終活や家の整理で処分したいが、親の形見だからなかなか捨てられない。売っても二束三文で手間暇かけるのが面倒くさい。
といった、着ない着物に悩む声をよく聞きます。
最終的には心に重い負担を感じながら、”捨てる”もしくは”そのまま保管し続ける”というなんとも切ない選択肢しかなかなかないのが現状です。
ご家庭に眠る不要な着物を無料で回収します。いただいた着物はすべて、どすこいJAPANでポーチやバッグなどに製品化し販売します。思いの詰まった着物を形を替えて次の方に使ってもらえるように引継ぎします。
※ 現在ポーチ等の制作プレゼントのサービスを停止しております※
お客様の着物をどすこいJAPANの商品と同じ製品にセミオーダーでアップサイクルします。 すでに型紙がある商品を、どすこいJAPANの商品と一緒に製作するのでリーズナブルに製作することができます。
着ないけど捨てられない着物を、ポーチなどに実用品に変えて身近に置いて愛用しませんか?
(現在フルオーダー品には対応しておりません)
このようなSDGSへの取組を通じ、ゴミを減らし、着物を形を替えながら長く愛用できるような商品へと生まれ変わらせる、循環型社会に貢献していきます。そしてお客様の心の重荷もお引取りすることで、より楽しい毎日を送っていただけるようにお手伝いしてまいります。蚕の命への感謝を胸にSDGSを進めていきます。